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Achievement豊田通商株式会社 豊田支店様

産業向け

自社施設によるエネルギーマネジメント実証実験

豊田通商株式会社では、脱炭素に向けた社会的な動きの中、企業の環境課題の解決を行うことを目的に、VPP※1および電池3R※2を掛け合わせたエネルギーマネジメント事業に取り組んでいます。その実効性を図るべく、豊田支店にてエネルギーマネジメントの実証実験を実施しました。複数社による合同プロジェクトとなる中、事業ドメインが近しい当社にお声がけをいただき、太陽電池モジュール、パワーコンディショナ、制御機器(ソラジット®)の設置を担当いたしました。

※1:VPP(バーチャルパワープラント)・・・工場や家庭で所有するエネルギーリソースを、IoT(internet of things/モノのインターネット)を活用し、あたかも一つの発電所のように統合制御すること。
※2:電池3R・・・豊田通商が手掛ける、回収した電池を修理し車に戻す「リビルド」、車以外に蓄電池などとして再利用する「リユース」、資源として再利用する「リサイクル」の3つを指す。

低重心置基礎架台 UNIFIX(ユニフィックス)を活用

今回太陽電池モジュールを設置したのは、駐車場屋根と支店屋上の2カ所です。支店屋上の南側には、2007年のビル建築時より太陽電池モジュールが設置されており、架台が取り付けてありましたが、影が多く入る北側へは今回が初めての設置となりました。
そのため、北側への設置は屋根の耐久面を考慮し、穴あけ工事が不要で、防水層を傷つけずに設置できる「UNIFIX」をご提案いたしました。その結果、南側・北側どちらも設置したいという先方のご要望にお応えできる結果となり、豊田支店の再エネ比率の向上にも大きく貢献することができました。

太陽電池モジュール仕様

支店屋上(南・北)
型式 NER120M340C-MB
公称最大出力 340W
公称最大出力動作電圧 34.69V
公称最大出力動作電流 9.80A
公称開放電圧 41.88V
公称短絡電流 10.30A
質量 19.10kg
寸法 1692x1002x35㎜
設置場所 屋根上
駐車場屋根
型式 NER672M380
公称最大出力 380W
公称最大出力動作電圧 39.1V
公称最大出力動作電流 9.72A
公称開放電圧 48.5V
公称短絡電流 10.22A
質量 23kg
寸法 1956x991x45㎜
設置場所 屋根上

お客さまからの評価

蓄電システム、EMS(エナジーマネジメントシステム)、太陽電池モジュールの複合的な活用により、再エネ比率を向上はもちろん、電気料金を下げることができました。
豊田支店で働く社員からも、非常にポジティブな反応が来ています。

豊田通商株式会社
ネクストモビリティ推進部 清水 亮さま

Client Profile

豊田通商株式会社 豊田支店様
事業内容:総合商社
所在地:愛知県豊田市寿町7-66

設備容量:102.32kW
稼働期間:2020年12月~2021年3月末

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