屋根材一体型カーポート「Dulight」「TM2 Dulight」の飛び火認定(DR認定)を取得

当社は、両面発電モジュールを採用したカーポート「Dulight(デュライト)」および「TM2 Dulight(ティーエムツーデュライト)」の飛び火認定(以下「DR認定」)を2022年8月25日(木)に取得いたしました。

▲ソーラーカーポート「Dulight」　　　　　 ▲ソーラーカーポート「TM2 Dulight」

当社の屋根材一体型カーポートは販売開始から約２年となります。意匠性を重視したDulightとコストを重視したTM2Dulightの２つの商材を展開し、住宅、工場、病院、空港などで導入や引き合いを頂いております。

しかしながら建築基準法上では、市街地や駅周辺等の建物が密集した地域に設置する建築物に対して、一定の耐火性能を有することを定めています。そのため、昨今急速に普及が広がったソーラーカーポートの場合、指定地域への建築確認申請の際に耐火特性に対する説明に時間と手間を要しており、補助金申請や事業主様のスケジュールに影響が生じる懸念があるのが現状でした。

そのため、当社では申請手続きを効率化するために、昨年カーポートのDR認定を取得しましたが、今後のモジュールの大型化も見据えて、新たな認定取得の準備をすすめ、この度上記２つの商品の認定を国土交通省から取得いたしました。今回のDR認定の取得により、建築基準法上の「防火地域、準防火地域、第22条指定地域」において、当社対象製品の建築確認申請を簡素化する事が可能になりました。

取得対象製品

ソーラーカーポート製品名	太陽電池モジュール型番
Dulight	NER120M***J-MBD
	NER144M***J-MBD
	NER156M***B-MDD
TM2 Dulight	NER144M***L-MCD
TM2 Dulight	NER144M***A-MDD

※DR認定は「カーポートの屋根材」の認定であり、モジュール単体での認定ではございません。

太陽光発電は従来のFIT市場を経て、再生可能エネルギーの１つのカテゴリーとしてサプライチェーンが確立し、今後の脱炭素社会、脱炭素経営にとって主要なデバイスとなります。オンサイトPPA・自家消費システムを構築するにあたり、建物の屋根以外に駐車場のスペースはますます重要になります。当社は屋根材一体型カーポート「Dulight(デュライト)」および「TM2Dulight(ティーエムツーデュライト)」の販売を含め、今後もより一層製品・サービスの拡充を図り再生可能エネルギーの普及を推進してまいります。